13 素数

9年前のきょう

2014年11月13日

栃木、皆川城址の西の丸のベンチで

浮田くんと大阪弁の男が

午後4時に会った。

第3回目の出会い。

皆のあらばしりの話である。

 

その前の、

第2回目の最後に、

素数の木曜は必ず午後4時にここに集まることにしようやないか」

という話になって、

次の「素数の木曜日」は

9年前の今日

2014年11月13日

であったわけである。

 

そこで、

では、その前の第2回目はいつだったのか?

今日より前の素数の木曜日以降である。

それは

2014年10月23日以降

ということになる。

 

で、ここから、ぼくの

なんの役にもたたない話なんだけれども

その日に、

大阪弁の男が、

「目の前の花を指さす。『彼岸花も綺麗に咲いとるがな』」

と言った、というのである。

 

去年までに、この皆のあらばしりを読んでいたら

こんなところすっとスルーした。

しかし、今年は違った。

なぜなら、

この夏の、猛暑酷暑のためか、

彼岸花金木犀

開花が三日から十日も遅れたのである。

我が家の猫のひたいの庭の金木犀は、

例年10月1日に開花するのに、

今年は10月11日であった。

しっかり覚えているのは、

友人の命日の前日だったから。

 

そこで、

今年遅く咲いた彼岸花であったが、

さすが10月第1週には

近くで咲いていた彼岸花はみな枯れてしまった。

これは、ぼくの住んでいる房州の話である。

 

ところが、房州からおおよそ160キロ北の栃木では

10月23日以降に

まだ咲いていた

というのである。

彼岸花なのに、

栃木では、

秋の彼岸から1か月過ぎても咲いている。

この2014年は、

何か異常気象があった年なんだろうか。

 

ここが

ずっと気になっている。

こんなことを気にするのは

小説の正しい読み方ではないだろう。

 

以上です。

以上のとおり、

何の役にもたたない話でした。

きょうはここまで。